情報処理学会第76回全国大会 携帯端末間の電波探索手法 龍谷大学理工学部 辻拓也, 三好 力 日本は昔から地震が多く発生する場所である。い つ東日本大震災のような地震が日本のどんな場所 で起こるかは予想できない。大きな地震が起こり 建物などが倒壊した場合、72時間以内に発見する ことができなければ脱水症状や低体温症などが原 因で生存率が極端に下がってしまう。現代ではほ とんどの人間が携帯電話を常備しているため電波 の発信源の近くに人間がいることが想定される。 これを災害時に建物が倒壊した場合などに行えば 瓦礫に埋もれた人々の位置を迅速に特定できると 考える。